2025年10月23日(木) かしまの分解天国(Pioneer DM-50D アクティブスピーカー)

・Pioneer DM-50D アクティブスピーカー

アンプは 20Wx2 Class-DのTAS5782M。

アナログ入力の機械なのに回路が複雑だなと思ったら、アナログを ADCで
受けて I2S入力のデジタルアンプへ突っ込んでいる。

DM-50Dは Bluetooth付きのモデルがあるので基板を共通にしてBT受信基板だけ
無しにしてるのだろう。

で、このスピーカー、無音状態が続くと自動的に電源OFFするスタンバイ機能が
付いているのだが、音声入力でスタンバイから復帰する時に数秒かかるので
音が出ない。あれ?とか思ってしまう。
スタンバイなんぞ全く不要なので無効にしたいのだが、そういった設定は無い。

アンプの電源落としてるだけなら、ハックできそうだなと思い、基板を眺めて
見ると、案の定アンプの電源コントロールを見つけた。
制御をバイパスして電源OFFを無効にしてみたが、デジタル側でもプログラム
としてカットしているらしく、残念ながらスリープを無効することはできかった。

制御用のマイコンは電源とICSPのピン配置からすると PIC16F1xxx系かな
ICSPがPHコネクタで出てるので、暇な人はカスタムファームで遊んでみてね。



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